今回は、5周年記念を迎えたルパンフェスの参加レポートをお届け。
2012年から開催されている「ルパン三世フェスティバルin浜中町」(以下「ルパンフェス」)。実はここ浜中町は、ルパン三世の作者であるモンキーパンチ先生の故郷なのです。ルパンフェスでは、浜中町限定、そしてこのイベント限定のルパングッズ販売や特別展示などが行われ幅広い世代の”ルパンファン”が毎年一同に会します。海外でも人気なルパン三世、わざわざこの日のために海外から浜中町に遊びに来る人がいるほどの盛況ぶりです。
(画像は浜中町役場商工観光課より提供:「ルパン三世 宝島プラン」http://www.hamanaka-lupin.com/festival/)
2017年9月16日・17日に開催されたルパンフェスは、第5回目!ということで、浜中町総合文化センターの屋内で開催されるステージイベントにはなんとモンキーパンチ先生ご本人も登場。として、ファン必見のトーク・アフレコライブでは実際にアニメの声優として活躍されている栗田貫一さん、山寺宏一さん、浪川大輔さん、沢城みゆきさんがご登壇。なんと豪華なイベントなのでしょうか・・・!
更に、今年は浜中町のグルメが楽しめる「きりたっぷ岬まつり」とコラボレーション。ルパン三世のイベントを楽しめるのはもちろん、浜中漁協さん、散布漁協さん、浜中農協さんなど、町の各産業団体の方々が出店され、浜中町の特産品を使用した美味しいグルメを堪能させていただきました。
散布漁協さんが提供していたのはなんとも贅沢な「ウニボナーラ」。ここ浜中町のウニは実は日本でも最高級と言われているほどの品質を保っています。散布地区で養殖されているウニは、浜中町のこれまた特産品「昆布」のみをエサに大切に育てられたウニで、2018年、豊洲市場に市場が移された時、浜中産のウニは最高値で販売されていました。
こちらは「ホエイ豚」のジンギスカン。「ホエイ豚」という名前に馴染みのない方が多いのではないでしょうか。
浜中町で生産されている「ホエイ豚」は、「トンタス浜中」の養豚場で厳格に管理されたケンボロー一種肉豚に高品質の「ホエイ(乳清)」を与え、健康に育った「ブランド豚」のことです。
「ホエイ(乳清)」とは、いつもヨーグルトを召し上がっている方は見たことがあると思いますが、しばらく放置しておくとヨーグルトに液体が溜まってきますよね。あれが「ホエイ(乳清)」です。高たんぱくで低脂肪なことから、とても栄養があり、優れた食品と言われています。
浜中町ではチーズを作る際に固形物と分離する際に多くの「ホエイ(乳清)」が生産されるので、これを有効活用している、という訳なのです。「ホエイ豚」の飲用水には太古の森で磨かれた高ミネラルの自然水を使用しており、豚が口にするものには徹底的なこだわりを追求し、豚独特の臭みが少ない旨さを楽しむことができます。
(詳しい「ホエイ豚」の情報はこちらから:「北海道はまなか ほえいとん」https://tontus.shop-pro.jp/?mode=f1
「トンタス浜中」HP:https://www.facebook.com/tontus.hamanaka/)
そして、私たち「浜中町大学生アンバサダー」も、スタッフとしてちょっとだけお手伝い。
今回、名札もルパン三世のキャラクターで作ってもらいました。それぞれ好きなキャラクターを選んで使用。可愛い・・・!
ルパンフェスは浜中町総合文化センターを中心に行われ、駐車場には特設ステージが設置されていました。最初は自衛隊の方々による演奏からスタート。その後、ものまねショーや、バルーンエンターテイメント、抽選会、その他イベントなどがステージでは行われました。
総合文化センター入り口にはこんな貴重なサインも発見・・・!
そして、浜中町に唯一存在する町立の「霧多布高校」。この霧多布高校の生徒さんたちもルパンフェスをお手伝い。彼らが企画したイベント、「牛乳早飲み大会」に私たちアンバサダーも参加してきました(笑)
飲む牛乳は「小松牛乳」。そして対戦グループ内で優勝した人には、「タカナシ4.0牛乳」がもらえるというこの企画。霧高生の司会の下、地元の人も多く参加し、とても盛り上がっていました。
そして岬まつりの見所は何と言っても、「ウニ殻剥き体験」!1回2個剥いて500円という破格・・・・!こちらも、アンバサダーはスタッフとしてお手伝いさせていただきました。
家族づれや、ルパンの仮装をした観光客の方、道内外関係なくたくさんの方が遊びにきてくれました。席が空いたらすぐ人が入れ替わる程の盛況ぶり。ウニの殻剥きをする機会がほとんどないことや、浜中町のウニを鮮度が良いまま楽しめると思うと、この盛況ぶりは納得です。
そして、総合文化センターから少し商店街の方に移動すると、見えてくるのが「モンキー・パンチ・コレクション」です。こちらは常設展示もあり、年に数回の企画展も開催されています。
中はこんな感じ。ルパンファンにはたまりませんね・・・!原画や、ルパンのデザインのZIPPOなどなど、ここでしか観ることのできない貴重な作品が多数展示してありました。
さらに、展示室の横では霧高生も活躍中、「霧Cafe」がたくさんの人で盛り上がっていました。
小松牛乳さんを使ったシフォンケーキ屋プリンなど、ここでも浜中町の食材を贅沢に使った美味しい限定スイーツを食べることができました。
こちらがその「小松牛乳ぷりん」。
生産者は「スーパー ヤマボシ」となっておりますが、このスーパーさん、昨年度で閉店してしまいました。ここのスイーツは本当に美味しいと町民からもとても評判だったそう。そして、ここでそのスイーツを作っていたというシェフが2017年12月に国道44号線沿いに新しいイタリアンレストラン「ベニーレベニーレ」さんをオープン。「ベニーレベニーレ」さんの詳しい情報は、公式Facebookページをご覧くださいね。
「霧Cafe」の壁にはこーんなパネルも。ルパンファンの方々が自由にイラストを残していくことができます。
霧高生たちの元気ももらい、文化センターへと戻ります。
出入り口にはこんな写真スポットも。
ついに、ファン待望の「トーク・アフレコライブ」。総合文化センターの席確保には整理券が必要でほぼ満席状態。
モンキーパンチ先生はもちろん、声優の栗田貫一さん、山寺宏一さん、浪川大輔さん、沢城みゆきさんもご登壇。浜中町ならではの風景を使ったこの日限定のアニメ映像も流され、アフレコライブはとても盛り上がっていました。
ルパンフェスのみならず、浜中町ではいたるところにルパンのキャラクターたちを見かけることができます。茶内駅、浜中駅、姉別駅でもキャラクターたちがお出迎え。役場近くの霧多布商店街にも、ルパンのキャラクターたちをイメージした仮想店舗を見つけることができ、霧多布温泉ゆうゆでは常時浜中町限定ルパングッズを販売しています。
浜中町でのルパン関係の情報は、浜中町役場商工観光課のページにて常時更新されていますので、是非覗いてみてくださいね。